AsahiーSPACE

朝日 遊 による、小説用ウェブサイトです。コメント等はお気軽にどうぞ!

りんごさん(6)

「私は莉央ちゃんと付き合っているんです」

りんごさん(5)

りんごさんはもう小説を書ける状態ではなかった。

りんごさん(4)

それからゴールデンウィークが始まるまで、四日ほどしかなかったと思うが、僕にとっては今までで一番長い四日間だった。

りんごさん(3)

僕は一度だけ、雪葉と二人きりで食事に出かけたことがある。

りんごさん(2)

僕は大学で雪葉をよく見かけるようになった。

りんごさん(1)

りんごさんは、ずっとその小説を書き続けている。

セカンド・スカイ 6

第6話

セカンド・スカイ 5

第5話

セカンド・スカイ 4

第4話

セカンド・スカイ 3

第3話

セカンド・スカイ 2

第2話

セカンド・スカイ 1

今日の天気は快晴。昇りはじめの太陽は、遮るものが無いのをいいことに、暑くなるような光を振りまいている。

セカンド・スカイ (プロローグ)

眼下に広がる雲海と、それをゆっくりと動かす横風。 横を見れば、遠くを流れる巨大な雲と、それに隠れた太陽の欠片があった。 何をすることもなくその風に身を任せ、ケイはぼんやりと景色を眺める。 「いつ見ても、凄い光景だよねぇ」 横からアユハがぽつり…

宇宙旅行日記 第2話

西暦2626年3月2日。 朝、目が覚めて、いつもの癖で窓を見る。そこには青空も雲も鳥も見えず、あったのは黒い背景に点々と輝く星たちだった。

宇宙旅行日記 第1話

西暦2626年2月26日。 この日、僕は地球を旅立った。